「Geo Motion (ジオモーション)」は、モーションセンサーを使ってインタラクティブコンテンツを作るための超小型モーションセンサーです。パソコンやタブレット、スマートフォン用のアプリケーションを、クリエイティブな用途で簡単に作ることができるよう設計されています。メディアアーティストで電気通信大学准教授の児玉幸子が開発を進めてきました。

ジオモーション基板
手の上に乗せたGeo Motionの基盤

 Geo Motionの基板は、指先に乗るほどのサイズで、電源を接続するだけで動き出します。基板を購入して自分で電源を接続して使うこともできますが、「Motion Patch(モーションパッチ)」と呼ばれるペットボトル蓋を利用した専用ケースに入れてボタン電池で使うこともできます。モーションパッチは裏側に両面テープを付けて固定するか、4隅の穴を使って糸で縫って取り付けることもできます。

Geo Motion用の専用ケース 「モーションパッチ」

 Geo Motionでは、無償で提供される専用の受信ソフトウエアを使って、人や物の運動・姿勢データをパソコンやスマートフォンに取り込むことが可能です。そうやって保存したデータを、エクセルなどの表計算ソフトで解析できます。 →ソフトウェアダウンロード

 Geo Motionでは、ユーザーによる独自のパソコン、タブレット、スマートフォン(iPhone、アンドロイド)用アプリケーションの開発を行うことができます。ゲームエンジンのUnityを使って、Geo Motionで取得したリアルタイムセンサデータを使った3DCGによるゲーム、インタラクティブコンテンツを、様々に実現できるでしょう。プログラミング学習の目的で、ProcessingでGeo Motionを使うインタラクティブなコンピュータグラフィックスを作成すること、Raspberry Pi上でGeo Motionを用いるソフトウエアを開発することも楽しい経験です。そのためのツールや受信プログラムを、本サイトで提供していきます。

ジオモーションunity Geo Motinプロセッシング

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